ヘルスケア

新型コロナウイルスめぐる迷惑メールの確認相次ぐ 京都・山城南保健所をかたる

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大しているなか、京都府山城南保健所をかたり、新型コロナウイルスへの注意喚起を促す内容で、不審なファイルが添付された迷惑メールが全国に送付されていることが30日、分かった。同保健所が実際に送付したメールの文面が転用されているとみられ、同保健所では添付ファイルを開かず削除するよう求めている。

 迷惑メールは「京都府山城南保健所福祉室」からで、感染予防対策について記したとされる添付ファイルを確認するよう促している。「管内 通所・施設系障害福祉サービス事業者 様」あてとなっているが、実際には福祉サービスとは無関係の業者にも届いているという。

 同保健所が、管内の障害福祉サービス事業所に実際に送信したメールと酷似しているといい、28日以降、全国から100件以上の問い合わせが相次いでいる。同保健所の担当者は「受信した場合は削除してほしい」としている。京都府は「事実関係を確認中」としている。

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