趣味・レジャー

人気作品「鬼滅の刃」の名シーン再現できる 奈良・柳生に熱視線 (2/2ページ)

 一刀石には、柳生新陰流の開祖とされる柳生宗厳(むねよし)が天狗(てんぐ)を相手に毎夜修行し、一刀のもとに切り伏せたと思ったら岩が割れていたという伝説がある。炭治郎のコスプレに身を包んだ藤野美郷(みさと)さん(28)=大阪市=は「本当に作品の世界に入り込んだような雰囲気があって、すごくいい」と興奮気味。カメラマンの折戸八重さん(31)=同市=も「風景がいいので良い写真が撮れそう」と、さっそく撮影の準備を始めた。

 記者も撮影に挑戦してみた。前日に降った雨の影響で一刀石の周りはぬかるんでおり苦労したが、何とか作品のシーンを再現した写真を撮ることができた。ぬれた地面と苔(こけ)むした岩が相まって雰囲気が出るので、雨上がりはおすすめかもしれない。

 観光協会は、他のスポットも含め撮影した写真をツイッターなどのSNSで発信する場合は、ハッシュタグ「#やぎゅこす」を付けてもらうよう呼びかけている。コスプレイヤーを通じ、柳生の魅力を発信するのが狙いだ。

 折戸さんは「気軽にコスプレ撮影ができるようになれば、観光にも行ってみようと思える。コスプレファンも増えるし、もっと広まってほしい」と話している。

 柳生地区は奈良市東部の山間に位置し、柳生新陰流ゆかりのスポットに加え、社寺や古民家、豊かな自然など、古き良き日本を感じられる場所だ。市中心部から車で約30分とアクセスも悪くないが、観光客の少なさが課題となっている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus