札幌医科大は、世界各国の100万人当たりの新型コロナウイルス感染者数と死者数の推移が分かるグラフをウェブサイトで公開した。世界保健機関(WHO)が公開しているデータを基に作成した。
グラフを見ると、感染者数が中国は2月中旬ごろ、韓国は3月中旬ごろからほぼ横ばいで感染を押さえられていることが分かる一方、イタリアでは死者数が増え続け3月6日に韓国を抜くなど、欧米諸国で急激に状況が悪化していることが読み取れる。
グラフを作成した井戸川雅史講師は「感染者や死者数をまとめたものはこれまでもあったが、100万人単位で把握することでより正確に日本や海外の感染状況が比較できる」と話している。