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LEXUS UXが激戦区の中で選ばれる理由 プロが試乗して真の魅力を探る

 LEXUSの躍進が続いている。2019年は国内の年間販売台数が初めて6万台を突破。意外かもしれないがその牽引役は、ラインアップの中でも最多となる1万6千台以上を販売した都会派コンパクトクロスオーバーの「UX」だ。とはいえ、この数字だけではクルマの魅力なんて伝わってこない。だったら、その道のプロにお願いして、UXが選ばれている理由を探ってもらおう。今回、自動車評論家の木下隆之氏がチョイスしたのは今どきのハイブリッド車ではなく、爽快な走りが持ち味のガソリンモデル。マイナーチェンジを施して使い勝手も向上しているというUXは、彼の眼にどのように映ったのだろうか-。


 ボーダレスな不思議な雰囲気

 LEXUS「UX」は、色鮮やかな布を一枚一枚、丁寧に繋ぎ合わせて完成させたキルトに例えることができるのかもしれない。

 UXに組み込まれた機能という布は、それぞれ独立した個性に満ち溢れている。だから、様々な色彩を無作為に繋ぎ合わせてしまえば、ともすれば統一感のない、存在が刺々しいだけのモデルに成り下がってしまう危険性がある。だが、UXからそのような乱れは感じない。個性際立つパッチがそれぞれ主張しながらも渾然一体となり、素敵なクルマに仕上がっているのだ。

 抜けるような青空の元、鮮やかなセレスティアルブルーガラスフレークが眩い。そんな専用色に彩られたUXを前にすると、その個性的なディテールについ惹き込まれてしまうから不思議である。

 全体的なフォルムは凝縮感が際立つものだ。金型に流し込んで形にするのではなく、大きなアルミの塊を叩いて整形したかのような、そんな鍛造的な趣が特徴だ。面の広いボディパネルは車体にボリューム感を与えている。だがそれとは対象的に、ガラスエリアの間延びは抑えられている。それがアッパーボディを軽く感じさせる理由である。八頭身スタイルなのだ。

 大径タイヤを包み込む肉厚のフェンダーが、安定感あるワイドスタンスを強調する。生活の行動範囲を果てしなく広げてくれそうな躍動感を強く発しながら、それでいて街中にそっと溶け込むような品の良さが漂っている。

 ボディが描く柔らかな曲面に、彫刻刀の刃を一息に立てたようなシャープなエッジが効いている。その絶妙なバランスが、躍動感に品の良さを自然と溶け込ませている秘密なのかもしれない。

 UXを男性名詞で語れば良いのか、女性名詞で語れば良いのか、迷う。男性のように力強く、女性のように優しい。性的に未分化で中性的なのだ。平易に言えば「ボーダレスにカッコいい」のである。

 ガソリンモデルならではの快感

 今回、試乗をリクエストしたのは「UX200 version C」である。UX250hに搭載されるハイブリッドユニットではなく、直列4気筒2リッター直噴自然吸気エンジンを選んだ。

 というのも、久しぶりにガソリンエンジンの魅力に浸ってみたいと思い立ったからである。わざわざUX200をドライブに連れ出したのは、そんなたわいもない理由である。だけど、そんなささやかな理由を大切にしたいと思った。

 カメラマンと集合したのは、明け染めぬ東京・大手町。まだ混み合う前の首都高速を経由して湘南を目指した。穏やかな潮風が流れるマリーナで一息休憩を入れたのちに、鎌倉のお寺で手を合わせる行程を計画した。この日のドライブルートは、UX200の良さを十分に味合うには都合が良い。

 心配していた市街地のドライバビリティが、想像を超えて豊かだったことには驚かされた。ガソリンエンジンは高回転高負荷には頼もしいトルクを発生するものの、繰り返される発進でモタモタすることが少なくない。だがUX200は、信号待ちからの最初の一歩が力強いのだ。聞けば、発進専用のギアが組み込まれているという。

 そもそも無段階シフトが可能なCVTは、ゴムが介在したかのような不感帯が気になるところだが、10速に区切られたダイレクトシフトマチックが、走りに躍動感を与えてくれる。それが思いのほか心地良いのだ。

 発進時に大地を蹴る力が強いばかりか、速度が安定するまでの加速に連続的な繋がりがしっかりとある。回転計の針の上昇に比例して速度が積み重なっていく。巷に溢れているCVTがそうであるような、唸り音だけが先行し、速度を置き去りにするもどかしさがない。この躍動感のある加速フィールこそガソリンエンジンならではの快感であり、それを生かすCVTシステムの恩恵なのだ。

 ボンネットの中の内燃機関が、燃料の一滴一滴を丁寧に燃焼している様子が想像できる。バルブやギアが噛み合う感触が心地良く伝わってくる。精緻な時計の歯車のようだ。ガソリンエンジンならではの機械的なリアリティーが意識できる。高速道路に乗り入れ、パッシングレーンの流れに沿わせるのが楽しみになっていた。

 そっと馴染む操作パネル

 ドライバーを無用に緊張させないから、ついつい左肘をコンソールボックスに乗せた怠惰なドライビング姿勢になってしまう。それで気がついたのは、上質な本革の肘掛けが左肘をそっと受け止めてくれていることである。

 そのまま左腕を前方に倒すと、オーディオやカーナビゲーションの操作パネルがごく自然に指先に触れた。そっと馴染むように配置してあるのだ。ここに人間工学的な検討が及んだことは確かであろう。だがそれが、これみよがしに主張しないところがいかにもLEXUS流の奥ゆかしさのように感じた。これからさらに海岸線のドライブが待っているというのに、もうすでにUX200の魅力に心を奪われそうになってしまっていた。

 高速道路で大型車に囲まれてもストレスフリー

 首都高速の走行車線はややタイトである。だが、UX200のコンパクトなボディは、その体躯をもてあますことがない。最近のクルマは、日本の道路事情にはやや大きく成長しすぎていると思う。そう感じている僕にUX200はジャストサイズなのだ。しかも、視点が高いから、防音壁がそびえる高速道路の中でトラックやミニバンに囲まれても、圧迫感がない。コンクリートジャングルに押し付けられているような閉塞感がないのは、クロスオーバーの魅力の一つである。

 それでいて、ミニバンを走らせているような違和感がないのも特徴だ。UX200のプラットフォームは、乗用車感覚なドライビングをもたらす。シートは車体の低い位置に括り付けられており、ヒップポイントも低い。だから足を前に投げ出すような自然なドライビングポジションが得られる。例えばオルガンを演奏するかのような、上からペダルを踏みつけるようなチグハグな感覚がないのは好ましい。

 それでも、前方視界はたっぷりと確保されている。ダッシュボードの隆起が丁寧に削られているから、目線を遮るものがない。広いグリーンハウスがもたらす解放感だけでなく、そもそもドライビングの疲労が少ないのだ。車体を持ち上げたクロスオーバーらしい乗りやすさを備えながら、ともすれば視点の高いモデルが陥りがちな運転のしづらさがないことが不思議に感じた。

 その意味でいえば、フットワークも高性能ハッチバックのそれに近い。ドライバーが低い位置に座るだけでは説明できないほど、低重心フィールに溢れているのだ。

 クルマにとって最大の重量物であるエンジンが重心点に寄せられて搭載されているから、竹竿を振り回しているような鈍重な感覚がない。ハンドルを切り込めば切り込んだ分だけ、遅れることなくクルマが反応する。指揮者がタクトを振るような鮮やかなフットワークには思わずニヤっとした。

 荷室容量拡大でもっとアクティブに

 マリーナに着いて、リアハッチを開けて驚いた。こんなにもたくさんの荷物を積んでいたのかと、この時改めて感じた。荷室の空間が220Lから最大310Lにまで増えたというから、期待はしていたけれど、着替えやオモチャを無造作に放り込んでも軽々と飲み込んでしまっていたのだ。

 両手が塞がっていても、足先をサッとバンパーの下に入れるだけでハッチが開くなんて、魔法のような気がして楽しい。慣れぬそのカラクリに、何度も足をフラフラさせて遊んでしまった。そのうちに飽きるのだろうけれどね。

 わずか一日とはいえ、UX200の魅力にどっぷりと浸かれたような気がする。というのも、数々の個性的なピースを繋ぎ合わせることによって形になったこのクルマが、僕の生活に欠かせない一台になりそうな予感を抱いたからだ。躍動的であり、落ち着きがある。華やかでありながら控えめだ。生活の中にそっと寄り沿うようなつつましい存在でありながら、朝起きて夜眠るまでの当たり前のライフスケジュールの中に、ちょっとだけ人生を華やかにしてくれそうなアップテンポのリズムを加えてくれるのだ。

 僕は試乗を終えて、原稿を綴るために取り寄せたカタログを今眺めている。そこで「UX200 Blue Edition」なる特別仕様車の存在を知った。コバルト&ブラックの特別仕様車専用シートや、ルーフレールがあらかじめ組み込まれた仕様である。今、そいつが気になってしかたがない。(Text/木下隆之 Photo/内藤敬仁)

LEXUS UX 公式サイトへ

 【編集部談】

 活況が続くSUV市場の中でも超激戦区の様相を呈しているコンパクトクロスオーバー部門において、UXはその個性的なデザインと考え抜かれた使い勝手の良さで、一目置かれるポジションを確立しつつある。それは木下氏のインプレッションからも明らかだ。華やかで程よい高級感を醸しながらも、運転のしやすい空間作りや日本の道路事情を考慮した扱いやすいボディサイズからは、日本人が古来大切にしてきた奥ゆかしさやおもてなしの心を感じさせる。

 でも実は、コンパクトながらも、競合する欧州Cセグメントのライバル車たちよりも一回り大きい。乗員が少しでも快適に過ごせるようにと、居住性に付加的な余裕を持たせているようだ。ユーザーの声に応えるために、荷室容量を拡大して使い勝手にも磨きをかけてきた。数字だけでは伝わりきらない魅力と価値が、真摯なクルマ作りを通して消費者の心に響き始めているのだろう。LEXUSの緻密なマーケティング戦略が、今どきのユーザーの価値観や生活スタイルにピタリと合致しているようにも映る。

 オーナーの毎日をより楽しく豊かにするためにさりげなく寄り添い、木下氏のようにちょっと刺激的な生活を求めるクルマ好きには、冒険心をくすぐるガソリン車もラインアップ。親しみやすいプレミアム感と優れたユーティリティー性で、誰にとっても頼れるパートナーになれるからこそ、幅広い客層から確実に選ばれている-。それがUXの人気の秘密に対する答えではないだろうか。

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(提供 Lexus International)

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