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首里城遺構あす一般公開 火災の有料区域、復興へ

 昨年10月末の火災で正殿が焼失した首里城(那覇市)の地下遺構など有料区域が11日、報道陣に公開された。内閣府沖縄総合事務局などは12日から一般公開し、「見せる復興」を進めていく。

 入場可能となるのは、焼損した奉神門から御庭(中庭)を抜け、全焼した正殿跡に通じるエリア。正殿の奥にある東のアザナ(物見台)から復興過程を一望できる。

 世界文化遺産となっている正殿の地下遺構も、プレハブ建物のガラス越しに公開。遺構は建物の基礎部分の石積みで、17世紀以前に建てられた。火災時の灰や部材を撤去して補修した。

 全焼した北殿と黄金御殿、二階御殿の解体は既に終了。当初は4月下旬から有料区域を公開予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期していた。

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