ヘルスケア

コロナから回復した人の抗体を大規模調査 横浜市大が国内初

 横浜市立大は29日、新型コロナウイルスに感染した後、回復した人を対象に、再感染を防ぐ免疫の有無などを調べる国内初の大規模な抗体検査を始めると発表した。8月1日から、300人以上を目標に全国から協力者を募集する。再感染の恐れがなければ、回復者に対する外出制限の緩和が期待できる。

 同大によると、過去に新型コロナに感染した20才以上の男女が対象。PCR検査で陽性と判定された日から半年後と1年後にそれぞれ採血し、再感染を阻止する免疫として働く「中和抗体」の有無などを調べる。最初の調査結果を早ければ9月中に報告する。

 感染から長期間がたっても中和抗体を持っている人の割合が分かれば、多くの人が免疫を持つことで感染拡大を抑える集団免疫が成立する可能性を評価できる。ワクチン開発にも役立つという。

 調査には、プロ野球元阪神タイガースの片岡篤史さんやフリーアナウンサーの赤江珠緒さんら著名人も参加を表明している。

 山中竹春教授は「検査手法は非常に精度が良い。新型コロナをよく知るため、多くの回復者に参加してほしい」と話している。

 厚生労働省は今月14日、国内の感染者8人から中和抗体を確認したと発表したが、体内で存在し続ける期間は分かっていない。

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