ヘルスケア

日本財団が250床の療養施設を湾岸エリアで完成

 日本財団(東京)は30日、東京都品川区の湾岸エリアで完成させた臨時の療養施設を報道陣に公開した。新型コロナウイルス感染症の患者を対象に計250床を提供できるとしている。

 笹川順平常務理事は現地で「病床が逼迫していく中、行政だけではできないことをやり、医療崩壊を防がなければならない。ホテルで2週間滞在するのは大変との声を受け、広さや快適さも重視した」と話した。

 日本財団によると、関連団体が運営する「船の科学館」の駐車場にプレハブハウス14棟(計140室150床)を新設した。部屋は約20平方メートルで、ベッドや洗濯機、冷蔵庫のほか、シャワーとトイレがある。うち10室は家族用にベッドを二つ用意した。同財団は隣接する「パラアリーナ」の体育館内で今年5月までに100床を整備していた。

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