趣味・レジャー

境内にステージ設置しドライブインコンサート 栃木県護国神社

 新型コロナウイルスの影響でコンサートなどイベント開催の制約が続く中、栃木県護国神社(宇都宮市陽西町)の境内に、特設ステージが登場した。密を避けて車に乗ったままライブ演奏などを楽しんでもらうことが目的で、市内でも有数の広い境内を活用し「ドライブインコンサート」が開かれている。同神社の稲寿(いな・ひさし)宮司は「神社は古来、憩いの場として人が集う所。コロナの時代に対応する新たなスタイルで、神社本来のあり方ができれば」と話している。

 ドライブインコンサートは、演奏会を開けない状況にいる県内の演奏家のため、音響や映像を手掛ける日本オービスの横山康男さんが企画。「3密(密閉、密集、密接)対策型」として、6月、宇都宮短期大学(同市)を会場に、車内のFMラジオを通してステージの演奏を聴く演奏会を実現させた。

 この時のコンサートを鑑賞した稲宮司は、車内にいながら迫力のある演奏を楽しめる素晴らしさを実感。演奏家や観客が楽しめる場を提供しようと、鎮守の森に囲まれた境内を活用することを決めた。横山さんの協力で、本格的なステージの設置に至った。

 ステージは木造で幅7・2メートル、奥行き5・4メートル、高さ1・8メートル。左右には取り外しができる200インチのスクリーンを備えた。会場は車間を広く取り、最大で乗用車100台収容。演奏会のほかにも、能楽や落語、映画上映や講演会などの開催を視野に入れるほか、会合にも対応していく予定で、今後の活用を期待している。

 今月1日に県内の音楽家が参加して行われたコンサートは好評のうちに幕を閉じた。第2回のコンサートは23日に開かれ、県内出身のエレクトーン奏者、倉沢大樹さんのほか、ポップスやクラシックのグループが出演する。(松沢真美)

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