長野・須坂市動物園 飼育員日誌

オグロプレーリードッグ、本来の行動展示へ

 地方の多くの動物園は、限られた敷地の中で動物を飼育・展示しているため、檻式(おりしき)を採用しています。当園も採用していて、動物をすぐ近くで見られます。

 「狭い所にいる動物がかわいそう」という意見も耳にします。けれども、獣舎の遊び道具などを活用し、そこで暮らす動物の環境を少しでも生息地と同じようにして、本来の行動を来園者に見せられるよう、心を砕いています。

 ほかの動物園を訪れると、遊び道具などを見ては当園でも設置が可能かどうか考えます。工夫したところや、改善点などを担当者に聞いたりして、「須坂流」にアレンジするケースもあります。

 ある日、プレーリードッグの獣舎に、ユニークな構造物を設置しました。獣舎からトンネルを通って干し草のある箱まで行く仕組みです。本来は地下に穴を掘って暮らす動物ですが、床がコンクリートのため、それはかないません。結構、楽しんでいるみたいです。

 プレーリードッグは今年3月、4頭の子供が誕生しました。名前を一般公募したところ、「アポロ」「プリン」「サンゴ」「サニー」とそれぞれ命名されました。4頭ともトンネル遊びが大好きです。(プレーリードッグ担当 羽生田実)

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