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大阪の書店で開催の京アニ原画展 「丁寧な作品感じる機会に」

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版作品公開に合わせ、スタッフらが描いた原画の特別展示が大阪市阿倍野区の書店「喜久屋書店 阿倍野店」で開かれている。当初の劇場版公開予定(今年1月)に合わせた昨年12月に始まり、ファンの反響が大きかったことから、毎月展示内容も入れ替えてきた。書店側は「丁寧な作品づくりを感じてもらう機会になれば」と話している。

 細い鉛筆の線で繊細に描かれた表情の主人公の絵には、原画を担当したスタッによる「ビミョーなニュアンス拾って動画作る お願いします!」「『愛してる』がわからないというニュアンスを込めて!」との制作担当への指示とみられる書き込みも。一枚一枚の原画にこめられた思いが伝わってくる。

 特別展には現在、「ヴァイオレット-」の原画28点が並ぶ。併せて販売しているグッズは売り切れも相次いでいるといい、担当の國本愛子さん(43)は「リピーターが多く、通りすがりでも絵の美しさに『すごいね』と立ち止まる人もいる」と話す。

 榎本年孝店長も、京アニ作品に感銘を受けた一人。平成24年制作の「氷菓」は推理小説の原作も読んでおり、「これをどのようにアニメにするのかと思ったが、見ていて本当に楽しかった」と話す。

 「ヴァイオレット-」の劇場版公開には、「事件があり大変な中でも、ついに上映される」と、喜びもひとしおだ。特別展は11月末までの予定だが、10月までは同作品の原画に絞って公開するという。繊細な線が美しいキャラクターデザインが特徴の同作品に、「こんなに細い線で描かれた絵がアニメで動いていると考えると、本当にびっくりした」と榎本さん。「京アニの丁寧な作品づくりは一枚一枚の絵から伝わってくる。展示を通して感じ取ってもらえれば」と話した。

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