暮らし替えの道しるべ

(57)付箋とカレンダーで掃除計画

 今年も残すところあと2カ月となりました。家の中で「汚れていて、お掃除したい」ところや「捨てたい、片づけたい」ものなど、そのままになってしまっていませんか。

 つい後回しにしてきたこうした場所の掃除や片づけに、今から取り掛かってみてはいかがでしょう。

 カレンダーを使い、簡単なスケジュールを作ってみましょう。まず取り掛かる最初の週と作業が終わる最後の週を決めます。「窓掃除」など、やることを付箋に書き込み、カレンダーの右側に貼っておき、済んだらはがします。片づけたいものや捨てたいものも、付箋に書いてカレンダーに貼り「見える化」します。

 外に面した大きな窓の掃除は寒くなる前に終わらせるのがおすすめです。(1)はけなどで網戸と窓サッシのホコリを取る(2)雑巾にたっぷりの水を含ませ、ガラス面を拭く(3)窓用ワイパーを窓の一番上、右から左に移動させ、最後に雑巾で四隅の水を拭き取る-といった手順でやってみましょう。一般的な高さの掃き出し窓なら1枚15分くらいで(1)~(3)が終わります。ついでにカーテンも洗濯してしまうのもいいですね。

 窓掃除が終わったら、カレンダーから「窓掃除」の付箋をはがします。付箋をはがすごとにやってくる達成感。きれいになった窓越しに映る爽やかな青空みたいにすっきり晴れやかな気持ちになりますよ。

(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)

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