教育・子育て

脱ハンコで学校のデジタル化加速 保護者歓迎、情報漏洩や機器の整備に不安も (2/2ページ)

 情報漏洩に懸念

 一方、誤送信などによる情報漏洩に対する懸念や「なりすまし」問題のほか、高齢で対応に不慣れな教員の習熟という課題も指摘されている。文科省はスマホなどを持たない家庭には紙での対応も並行して行う配慮も求めているが、ある関東の公立小学校の校長は「併用すれば『紙の文化』がだらだらと続き、現場にとっては二重の負担になる」とも指摘した。

 教育の情報化に詳しい国際大グローバル・コミュニケーション・センターの豊福晋平准教授(教育工学)は「学校は対面と紙が基本で、保護者とのやり取りに関するデジタル化はほとんど進んでいなかった。学校の負担軽減になり、保護者のニーズにも合う」と文科省の方針を評価。「保護者とのやりとりだけでなく、成績や出欠の管理など、校務全体のデジタル化もあわせて進めるべきだ」と指摘している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus