ヘルスケア

静岡県内の追加50検体は変異種陰性 国立感染研で検査

 静岡県内で新型コロナウイルスの英国型変異種が確認されたことに関連し、同県は27日、追加で国立感染症研究所に送付していた、県内での1月上旬以降のコロナ感染者の約50検体について、変異種は陰性だったと発表した。厚生労働省に問い合わせた結果、判明した。

 静岡県によると、約50検体は静岡、浜松両市を除く県内自治体で判明したコロナ感染者のもの。21日までに県内在住者4人の変異種感染が確認されるなか、県内での状況を把握するため、国立感染研に送付していた。これと別に100検体以上が変異種の検査待ちの状態だという。

 また同県内では27日、新型コロナに感染し浜松市内の医療機関に入院していた60代の男性患者の死亡と、60人の新規感染が確認された。これで新型コロナ関連の死者は計74人。新たな感染確認数は3日ぶりに50人を上回った。このうち静岡市の21人が最も多かった。

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