ヘルスケア

大阪の新型コロナ重症病床使用率、70.5%に

 大阪府の吉村洋文知事は7日に出演した民放番組で、同日時点の新型コロナウイルスの重症者が158人に上り、確保している重症病床(224床)の使用率が70・5%に達したと明らかにした。自粛要請の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す赤信号を点灯させる基準「重症病床の使用率が70%以上」を満たした。

 府はこの日午後に開いた新型コロナ対策本部会議で、感染急拡大に伴い重症病床が逼迫(ひっぱく)しているとして、赤信号を点灯させることを決めている。吉村氏は番組で、府内の重症者について「(確保病床の)224床を超える(オーバーフローとなる)可能性は高い」と述べ、危機感を示した。

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