趣味・レジャー

夏本番 札幌のビアガーデン活況「音楽フェスの会場に来ているような感じ」

 本格的な夏を迎えた北の大地・北海道。札幌市内では約10カ所でビアガーデンが営業中だが、JR札幌駅に近いさっぽろ東急百貨店では今年、2階のテラス会場に加え、屋上にアウトドアをコンセプトにしたビアガーデン「NU AiR(ニュー エアー)」を初めてオープンし、キャンプ場のような雰囲気が人気を集めている。座席配置を広く取るなど感染対策にも配慮。来場者もマスクをしながら夏のひと時を楽しんでいる。

 このビアガーデンはアウトドアと音楽がコンセプト。運営会社「OLIVE、S(オリーブズ)」の阿部凌マネジャー(28)によると、コロナ禍でアウトドア需要が伸びていることに着目。「音楽フェスのキャンプ場をイメージした」といい、大手アウトドアメーカー4社の協力の下、会場内にテント約20張、折り畳みいすや木製テーブルなど270席分を設置。テントは個室として少人数のグループで利用してもらうなど、感染対策に配慮したゆとりある空間にしたという。

 2日夕方、仕事終わりに同僚と3人で立ち寄ったという会社員の新藤貴幸さん(28)は、場内に流れるBGMを聴きながら「音楽フェスの会場に来ているような感じ。普段は外食を極力控えているので外で飲むのは楽しい」と笑顔で語った。場内では料理を食べるときだけマスクを外す「マスク飲食」を励行する人もいるなど、感染対策に注意して楽しむ光景が広がった。

 北海道では例年、7月に夏の風物詩「さっぽろ大通公園ビアガーデン」が開幕するが、今年はコロナ禍で全面中止が決定。人気の催事だったことから、ホテルや商業施設のビアガーデン需要は高まりそうだ。

 「NU AiR」の営業期間は9月30日まで。札幌市に蔓延(まんえん)防止等重点措置が発令されている11日までは正午から午後8時(酒類提供は午後7時)の営業とし、12日以降はコロナの感染動向などを踏まえて終了時間を延長する方針だ。

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