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「伝説の映画俳優」肖像画が故郷の防潮堤に 千葉・南房総市

 千葉県南房総市千倉町で全長約1・5キロの防潮堤を絵で彩る「ちくら海の壁画再生美プロジェクト」が行われている。このほど第1段の壁画約480メートルが完成した。

 同プロジェクトは、30年ほど前に地元の子供たちが描き、経年劣化した壁画を再整備し、海沿いの新たな観光資源「ちくらアートな海の散歩道」を目指して昨年9月から始まった。

 約480メートルの壁画制作には、同市在住のイラストレーター、山口マオさんら南房総ゆかりのアーティスト19人が参加し、新型コロナウイルス退散を願って、個性豊かなアマビエを描いた。市内の子供たち約70人も壁画に海の生き物や動植物などを描いた。

 地元・千倉出身で草創期の米ハリウッドで活躍した伝説の映画俳優、早川雪洲(せっしゅう)(1886~1973年)のセピア調の肖像画もある。山口さんの大学時代の学友で壁画家、塙雅夫さんが制作した。塙さんは昨年11月と12月に東京から訪れ、壁画2作品を完成させたという。塙さんは伊ジェノバで教会壁画の制作や修復に携わるなど著名な壁画家として知られている。

 市によると、今年度中にさらに防潮堤約1050メートルの壁画を完成させることにしている。完成後はパンフレットに掲載し、新たな観光スポットとして紹介することを検討している。

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