ヘルスケア

自衛隊運営の大規模接種センター、1カ月延長へ

 政府は、自衛隊が東京と大阪で運営している新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターに関し、設置期間を9月下旬まで、1カ月程度延長する方針を固めた。当初の予定では、5月24日からの3カ月間だったが、接種対象を全国の18歳以上に拡大したことで両会場でのワクチン接種の需要は高まっており、延長が必要と判断した。

 大規模接種センターでは現在、1回目の接種を受けた人の2回目の接種が進んでいる。7月中の予約枠のほとんどは2回目の接種の人で埋まっているが、8月に入れば再度、1回目の接種が始まる。

 8月下旬で当初の計画通りにセンターを閉じれば、8月に1回目の接種を受けた人は、2回目の接種を別の場所で受ける必要に迫られる。混乱回避のためにも設置期間を延長し、同じ場所で2回目の接種を受けられるようにする。

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