ヘルスケア

大阪、798人のコロナ感染確認 20~30代が半数

 大阪府は28日、新たに798人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数が700人を超えるのは2日連続。直近7日間の累計感染者数は3507人で前週比約1・6倍に増えた。死者の報告はなかった。

 府によると、798人のうち60代以上は5%。20~30代が49・6%、40~50代が30・8%だった。ワクチン接種が進んでいない年代の感染傾向が顕著となっている。

 新たな重症者は7人で、年代別では30代と60代がそれぞれ2人のほか、20代と40代、80代が1人ずつ。30代の2人はいずれも基礎疾患がないという。入院中の重症者は67人になった。

 重症病床の使用率は、一般医療との両立が可能とされる320床の確保病床を分母に算出すると、20・9%。政府の対策分科会が定めるステージ3(20%以上)の水準にある。

 府は、段階的な病床確保計画で最も深刻とした「災害級非常事態」に備え、現時点で587床の重症病床を確保しており、これを分母とした病床使用率は11・4%。

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