ヘルスケア

うつの増加や少子化進行を懸念 3年版厚労白書

 田村憲久厚生労働相は30日の閣議に令和3年版の厚生労働白書を報告した。「新型コロナウイルス感染症と社会保障」がテーマ。高齢者の交流機会が減少し、認知機能の低下やうつの増加が心配されるほか、婚姻数の減少で少子化の進行も懸念されるとした。

 白書は、自粛生活の影響で、家事、育児時間の絶対量が増し、女性の負担が増えたと強調。「自分の余暇を削った」は男性が47%だったのに対し、女性は78%に上った。初めて緊急事態宣言が発令された2年4月に休業者が急増したと指摘。営業時間の短縮を余儀なくされ、女性の非正規労働者や宿泊業、飲食業に従事する労働者の減少が目立ったとした。

 雇用調整助成金をはじめとした大規模な経済支援策により、リーマン・ショック時に比べて完全失業率の上昇や生活保護世帯の増加は抑制されているとした。

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