ヘルスケア

第5波鮮明に 全国1万2千人超感染、4日連続最多

 新型コロナウイルスの新規感染者が31日、全国で1万2342人となり、4日連続で過去最多を更新した。東京都では4058人で過去最多となったほか、大阪府でも1040人が確認されるなど、感染の急拡大に歯止めがかからず、新型コロナ禍の「第5波」が鮮明となっている。今後、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)も懸念される。

 東京都では最多だった7月29日の3865人を上回り、初めて4千人を超えた。6月20日に3度目の緊急事態宣言が全面解除されたころから感染者の増加傾向が続き、ここ数日は急激に感染が拡大。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は2920人となり、前週の2倍以上になった。

 7月12日からの4度目の宣言は8月31日までの延長が決まったが、今回の宣言はこれまで感染者数の抑制にはつながっていない。繁華街の人出はやや減少しているものの、感染力の強いインド由来のデルタ株の影響が指摘されている。

 若年層での感染拡大も顕著だ。初の4千人台となった東京の感染者の年代別内訳は、20代が1484人と最も多く、30代が887人と続く。30代までの感染者は2878人となり、全体の7割を超えた。

 入院患者は3200人を上回り、自宅療養者も初めて1万人を超えた。

 一方、2日から4度目の緊急事態宣言が発令される大阪府では、7月31日に1040人の新規感染者が発表された。千人を超えるのは5月8日以来だ。同じく2日から宣言が発令される神奈川県や埼玉県でも7月31日に千人を超え、過去最多となった。このほか沖縄県や京都府など計10都府県で過去最多を更新した。

 全国の死者は東京で3人、北海道、青森、茨城などで各1人の計9人が報告された。厚生労働省によると、重症者は41人増えて667人となった。

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