鬼は隠れた子どもを探しながら、モノを本来の定位置に戻す、という作業もセットで行います。子どもを見つけたら、今度はその部屋を始点として他の部屋に隠れる、を繰り返すことで、モノも定位置に戻っていきます。
子供が小さい場合は子供自身が隠れるのが良いですが、ある程度年齢が大きくなると家の中で隠れる場所もそうありません。そんなときは隠したぬいぐるみを探す、というゲームに切り替えると良いですね。
これは親が鬼役になることが多いと思うので、どちらかというと、お子さんにとってのストレス発散遊びですね。兄弟姉妹がいれば、兄や姉が鬼になり弟や妹を探し出す設定にしてもいいと思います。そうすれば、子ども同士で片づけの習慣が身に付きますね。
ぜひ楽しみながらやってみてください。
3.「セット」を見つけてシール貼り
最後はセット収納です。家の中で「セットで使うモノ」を探してみましょう。
例えばPCと充電コード、教科書とノート、タッパーの蓋と容器、などが挙げられます。それらがセットだとわかる状態になっていれば、日々の暮らしのちょっとしたストレスが解消されます。
子どもはシール貼りが大好き! セットだと目で見てすぐにわかるようにするために、色シールを貼ります。
注意する点はシールの向きです。写真のようなスマホ充電コードであれば、シールの向きを合わせることで差し込む方向を間違わずに済むというメリットがあります。
ぜひ「シール貼りゲーム」と称してやってみてください。
今回は比較的年齢の低い子供とお父さんが2人で楽しみながらできる親子のストレス発散片付け術をご紹介しました。お役に立ましたら幸いです。
【デキる男は住まいから】は株式会社ミニマライフ代表取締役で、ライフオーガナイザーの香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら