教育・子育て

京都市の小中学校、予定通り2学期スタート 

 京都市内の市立小中学校で25日、2学期の始業式が行われ、約1カ月の夏休みを終えた児童生徒らが元気に登校した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で10代の感染者が増加していることを受け、京都府教委は府立学校について29日まで教育活動を停止し、30日以降の始業式実施を決定。京都市は児童らの学習機会の保障やセーフティーネットとして重要な場所であるとの理由から、部活動の休止といった感染症対策を徹底し、予定通りの日程で始業式を行った。

 大将軍小学校(北区)では、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で、南宏樹校長が「みんなで一緒にコロナを乗り越えていきましょう」と呼びかけた。同校では、換気やマスク着用などを徹底するという。

 1年1組の教室では、初めての夏休みを終えた26人が、久しぶりに会う先生や友達の姿に笑顔を見せた。清水柑奈(かんな)ちゃん(6)は「夏休みはおばあちゃんの家に行ってシャボン玉をして遊んだ。2学期は算数を頑張りたい」と話していた。(鈴木文也)

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