祝日「海の日」と勘違い 大阪市保健所の代表電話、2時間不通に

2021.7.20 08:08

 大阪市は19日、市保健所の代表電話が同日午前9時から約2時間にわたり勤務時間外用のガイダンス設定になっていたため、つながらない状態になっていたと発表した。東京五輪・パラリンピック開催に伴い祝日の「海の日」が19日から22日に移ったが、電話の設定を変更していなかったことが原因という。

 市によると、19日午前10時15分ごろ、職員が電話が鳴らないことに気付き、電話の設定を確認したところ今回のミスが判明。保守管理をしている委託事業者に設定変更を依頼し、午前11時ごろ通常に戻ったという。

 保健所の代表電話の設定は年に一度、10月ごろ行っているが、祝日の変更後に委託事業者が再設定を行っておらず、担当職員も確認が不十分だった。

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