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愛と憎しみの「スター・ウォーズ」 幅允孝 (5/6ページ)

2015.12.6 10:30

「スターウォーズ」のプロモーションでずらりとならんだストーム・トルーパーのレプリカ。彼らは大量に生まれては大量に消えていく=2015年10月20日、中国・首都北京市(ロイター)

「スターウォーズ」のプロモーションでずらりとならんだストーム・トルーパーのレプリカ。彼らは大量に生まれては大量に消えていく=2015年10月20日、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】

  • 「スターウォーズはいかにして宇宙を征服したのか」(クリス・テイラー著、児島修訳/パブラボ、4104円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 表裏一体のファン心理

 グッズコレクターやドロイドビルダー、ライトセイバー愛好家、ジェダイ教の信者、ありとあらゆる人がそれぞれのやり方で「スター・ウォーズ」を愛している。もちろん、愛が深くなればなるほど、他者の愛し方が気に入らなくなるというのは人がよく陥るジレンマだ。例えば、旧3部作の愛好家は、新3部作を厳しく評したりする。けれど、バンクーバーに住む25歳のアンドレイ・サマーが「ジャイブ」というオンラインマガジンに書いたコラムが的を射ている。

 「真のスター・ウォーズファンはスター・ウォーズのすべてを嫌っている」。こう書く彼の心持ちは、「スター・ウォーズ」ファンにとって愛情と憎しみが表裏一体だということを表している。そして、6つのシリーズ作品も、あらゆる本も、スピンアウトも、全部好きというファンはいないに違いないという彼の意見は多分、正しい。それほど、スター・ウォーズの拡張世界は多種多様で、いろいろな価値観が積層しているからだ。ツッコミどころは満載。いい意味でスキ(余白)の多い作品群なのだ。それは、どんな人でも自分好みの「スター・ウォーズ」に会える可能性があることを示唆する。

「スター・ウォーズをつくるには、スター・ウォーズを憎まなければならない」

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