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漫画のなかのドラえもん 幅允孝 (3/4ページ)

2016.3.13 10:00

名言とイラストで、『ドラえもん』に込められた真実をたどる(『のび太くん、もうすこしだけがんばって』より、提供写真)

名言とイラストで、『ドラえもん』に込められた真実をたどる(『のび太くん、もうすこしだけがんばって』より、提供写真)【拡大】

  • 藤子・F・不二雄著/幅允孝編「ドラえもん名言集『のび太くん、もう少しだけがんばって』」(小学館、1250円+税、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 確かに、テレビをつけると現れるのは、情けなくて、ヘマばかりやっているのび太くん。毎度、ドラえもんの道具に頼り過ぎてはしっぺ返しにあうのは皆さんご存知の通り。しかし、てんとう虫コミックスの漫画では、少し違う。ドラえもんの「ひみつ道具」がもたらすドタバタ劇だけではなく、登場人物の背景が語られ、巻が進むにつれ彼らの関係の変化も見てとれる。ゆるやかに動き続ける成長譚として、じつに多層的な『ドラえもん』という物語が描かれているのだ。

 じんわり伝わるメッセージ

 もちろん、のび太くんの描かれ方も違う。例えば、この名言集では「未来なんて ちょっとしたはずみで どんどん変わるから。」という言葉が紹介されているのだが、そのセリフの横に引用されているイラストは1巻に登場するのび太とジャイ子の結婚記念写真。そう、1巻の段階では、のび太の嫁はジャイ子ちゃんだったのだ。それが25巻では有名な「のび太の結婚前夜」が描かれ、「きみの産声が 天使のラッパみたいにきこえた。」というしずかパパの名言が登場し、のび太としずかの結婚が祝福される。『ドラえもん』という物語も、ちょっとしたはずみでどんどん変わっていたのである。

真理や勇気 『ドラえもん』という作品にはつまっている

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