食材にこだわった「プレミアム総菜」などに力を入れるライフの総菜売り場=大阪市淀川区のライフセントラルスクエア西宮原店(南雲都撮影)【拡大】
そんななか、スーパー各社は食品加工センターや物流施設の開発を急ぐ。食品加工センターで調理工程の大部分を担えば、店内での作業を仕上げや盛り付けなどに絞れ、より効率的に少人数の店舗スタッフで総菜ができるからだ。また、物流施設があれば厨房設備のない店へもすばやく運び、出来たての品を提供できる。
マックスバリュ西日本は昨秋、兵庫県に大規模な店舗を新規出店したのにともない、姫路市内の拠点に刺身など水産加工の製造ラインを新設した。これ以外にも時期や場所は未定だが、総菜や焼きたてパン用の食品加工センター開発も検討しているという。
ライフは21年に大阪市住之江区や同市港区で物流センターや保冷設備のある物流施設を新設。翌22年からは千葉県松戸市に物流センターを稼働させている。
さらに28年9月には、50億円を投じて埼玉県加須市に水産・畜産の食品加工センターを開設するなど、今後も食品加工センターや物流施設の整備を加速させる計画だ。