高級車「レクサス」が売れている理由 デザインが嫌だという人もいるけれど… (4/5ページ)

2017.3.19 13:05

  • 雪の山道をダイナミックに走るLX570
  • カートレースは脇阪寿一さんがインストラクターとして参加者にアドバイスなどを行った
  • 吹雪の中でのドリフト走行
  • レクサスブランドマネジメント部 Jマーケティング室 グループ長の宮永悦充氏
  • INTERSECT BY LEXUS- Tokyo
  • レクサスの顔とも言えるスピンドルグリルデザイン
  • 参加者には移動手段としてSUV「RX」もしくは「LX」が貸し出された
  • イベント会場となった「新千歳モーターランド」。本来ならば冬期は休業中
  • インストラクターを務めたプロレーサーの面々
  • 脇阪さんもカートレースに参加。爆走した
  • 気温は氷点下に
  • 参加者とインストラクターの交流
  • イベントの最後には暗闇でプロの限界走行を体験するサプライズが
  • ディナーメニューにも趣向が凝らされている


 例えば、食に関しては、東京・青山にブランド発信スペース「INTERSECT BY LEXUS- Tokyo」を2013年8月にオープン。狙いは単なるクルマのショールームではなく、一緒に食事を楽しめるレストランやグッズショップなどを同じ空間に併設することで、よりレクサスが持つブランドイメージや、提案するライフスタイルの姿などを伝えやすいと考えたからだ。

 「富裕層の求めていることは一人一人異なります。一口に芸術が好きだと言っても幅が広いわけです。すべてを追いかけることはできませんが、レクサスがさまざまな分野で触媒になっているのだ、そこにかかわる人たちを支援しているのだということを理解してもらうきっかけになればと思います」(宮永氏)

 熱狂的なファンを作れ

 レクサスが販売台数を伸ばしているのは、こうしたブランディング活動だけではない。当然、クルマという商品そのものにも磨きをかけた。

 その代表例が2012年から採用しているスピンドルグリルデザインだ。これを全車種に取り入れたことで、一目でレクサスブランドのクルマだと分かるようになった。

 2013年には約7年半ぶりに中型セダン「IS」シリーズをフルモデルチェンジしたことで、それが欧州車と肩を並べる評価を受けるようになった。また、2016年1月に「デトロイトモーターショー」で新型ラグジュアリークーペ「LC500」、およびそのハイブリッドモデル「LC500h」を発表したことで、今までは見られなかった顧客層が関心を示すようになったという。従来のセダンやSUV(スポーツ用多目的車)といった実用的なクルマだから買うのではなく、クーペならではのエモーショナルな走りを求めるような層だ。

「スピンドルグリルは深海魚みたいで嫌だという人もいますが…」

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