【試乗インプレ】“剛柔”併せ持つその走りこそラグジュアリー キャデラック「XT5」(前編) (3/3ページ)

  • キャデラックの「XT5」
  • 奥多摩湖のダムサイトとキャデラックの「XT5」
  • 上品で美しいXT5の運転席周り
  • V型6気筒3.6リッター自然吸気エンジンを搭載する
  • 奥多摩湖のダムサイトとXT5
  • キャデラックの「XT5」
  • 奥多摩湖とキャデラックの「XT5」
  • キャデラックの「XT5」
  • キャデラックの「XT5」
  • キャデラックの「XT5」
  • キャデラックの「XT5」
  • 奥多摩湖の峰谷橋
  • エンジンフードはボンネットダンパーを採用
  • キャデラックの「XT5」と麦山橋
  • テールゲートを開けた状態
  • 縦長のヘッドランプ
  • キャデラックのカラフルなエンブレム
  • 運転席周り
  • ジョイスティック電子制御シフター、ドリンクホルダー、ドライブモード切替スイッチ
  • メーターパネル(中央部はデジタル)
  • パーキングやHUDなどのスイッチ類
  • キーを携帯するだけでドアの開錠・施錠が可能
  • セミアニリンレザーシート
  • 運転席側のドアミラー
  • アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)の操作ボタン
  • ドライブモードは3種類
  • 運転席側のドアパネル
  • ボディ側面のキャデラックのエンブレム
  • キャデラックのエンブレムが実にカッコいい
  • ドアミラーとエンブレム
  • 奥多摩湖の麦山浮橋。歩くことも可能


 「ブルブル」っとシートが振動

 車内の静粛性はレクサスRXなどと比べると劣るものの、ロードノイズや風切り音の侵入は極力抑えている。一つ残念だったのは、昨年試乗したフラッグシップセダンの「CT6」と同様に、何かが振動する音がわずかながら聞こえてくることだった。裏を返せば、その程度の雑音で済むほどにかなり高いレベルで静粛性が保たれているということだ。

 安全装備は充実している。筆者のお気に入りは、危険を感知したときにシート内蔵のバイブレーターが振動して運転者に警告する「セーフティ・アラート・ドライバーシート」だ。いきなり大きなアラート音で驚かされるよりも、こちらの方が知らせ方として上品だと感じた。前方車両との急接近や歩行者の存在をグラフィックで知らせるフルカラーのヘッドアップディスプレイ(HUD)も見やすくて便利。前走車を自動追従するアダプティブ・クルーズコントロール(ACC)も95キロに設定して中央道で試したが、車間の取り方や加減速は人間がコントロールするよりも上手なのではと思えるほどに、動きが自然だった。

 軽量ボディにパワフルなエンジンを搭載し、使用状況に応じて普段はジェントルに、いざという時は高い運動神経を発揮するメリハリの効いたこの走りこそ「ラグジュアリー」。あす掲載の後編では内外装や使い勝手を中心に見ていく。お楽しみに。

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主なスペック(試乗車) キャデラック・XT5 (プラチナム)

全長×全幅×全高:4825×1915×1700ミリ

ホイールベース:2860ミリ

車両重量:1990キロ

エンジン:V型6気筒DOHC

総排気量:3.6リットル

最高出力:231kW(314ps)/6700rpm

最大トルク:368Nm(37.5kgm)/5000rpm

トランスミッション:8速AT

駆動方式:全輪駆動(AWD)

タイヤサイズ:235/55R20

定員:5名

燃料タンク容量:82リットル

ステアリング:左

車両本体価格:754万9200円(税込)