【試乗インプレ】“オラオラ系”ミニバンも怯む存在感 キャデラック「XT5」(後編) (2/3ページ)

  • 大きなグリルと縦長のヘッドランプがキャデラックのアイコンだ
  • こんなにカッコいいSUV、日本にあります?(対抗できるのはマツダくらいか…)中央に走る縦のプレスラインがボディに艶と陰影を与える
  • 開放的なXT5のインテリア
  • 上品で美しいXT5の運転席周り
  • ジョイスティック電子制御シフター
  • オフィス街でも様になる洗練されたエクステリア
  • プレスラインが美しいXT5
  • キャデラックの「XT5」
  • ボンネット先端やルーフ後端など、キャデラックの中ではとくに丸みを帯びている印象だ
  • キャデラックの「XT5」。中央に走る縦のプレスラインがボディに艶と陰影を与える
  • キャデラックの「XT5」
  • テールゲートをオープン
  • スマホを繋ぎ、アップルの「カープレイ」でナビを起動
  • 開放感のある大型サンルーフ
  • エアコンの操作スイッチ
  • パワーウインドーやドアミラーの操作スイッチ
  • お洒落なインナードアハンドル。茶色いパーツはカーボン素材
  • 高い居住性を誇るインテリア
  • 後部座席も広々としている
  • エンジンスタートボタン
  • オーバーヘッドコンソール。サンルーフの操作もこちらで可能
  • インパネ部分を覆うスエード素材
  • 電子制御シフターを採用したことで、センターコンソールの下に収納スペースを作り出した
  • センターコンソールの収納ボックスと、置くだけで充電できるスマホホルダー
  • レザー、アルミニウム、スエード、カーボンの共演
  • 後席のエアコン操作スイッチ
  • 大容量のカーゴスペース
  • 大容量のカーゴスペースと、荷物を固定するアジャスタブル・カーゴフェンス
  • 4:2:4の分割可倒式リヤシートを倒せば、積載量が大幅アップ
  • 床下の収納スペース
  • XT5のインテリア
  • 開放的な大型サンルーフ
  • 縦に長い独特のヘッドランプ
  • 直線のラインが力強さを生む
  • バンパーとマフラー
  • リヤコンビランプの中にキャデラックのエンブレムを発見
  • 闇夜に鮮やかに浮かび上がる縦長のテールランプ
  • 夜間に光を発するドアハンドル
  • 曲線を描くルーフライン
  • タイヤサイズは235/55R20
  • このエアコン吹き出し口のデザインとインパネの角度が個人的に好み
  • フロアカーペットのエンブレム
  • 夜になると光が浮かび上がるサイドシルプレート
  • セミアニリンレザーシート
  • 後部座席のアームレスト
  • 右側にワイパーの操作レバー
  • 左側にインジケーター
  • ハンドルスポークに配置したレーン逸脱警報器やステアリングヒーターのスイッチ
  • グローブボックス
  • キャデラックの「XT5」
  • 奥多摩湖の峰谷橋
  • キャデラックの「XT5」と麦山橋
  • 奥多摩湖とキャデラックの「XT5」


 迫力、存在感、威圧感…。これらのワードが並ぶとどうしても「下品」というイメージが浮かんできそうだが、XT5はどんなシーンでも画になる洗練されたスタイルを身に纏っている。これは本社をデトロイトからニューヨークに移した影響が出ているのかもしれない。ニューヨークという大都会に似合いそうなのはもちろん、実際に東京のオフィス街、湾岸エリアを望む高速道路、奥多摩の山の中などどこにいても際立つ品格と美しさでたくさんの視線を浴びていた。例えば日本酒でも甘口派と辛口派がいるように好みなど人それぞれだが、筆者はキャデラックの現行ラインアップのデザインはXT5も含めてどれも“超ストライク”だ。

 贅を尽くしたインテリア

 内装に目を転じると、居住性の高い広々とした車内には高級感に溢れる様々な素材が全体にあしらわれている。試乗したグレードにはセミアニリンレザーシートをはじめとする上質レザー、カーボン、アルミニウムがふんだんに使われており、さらにスエードをインパネやピラー、天井にまで張り巡らせる贅沢ぶりだ。

 運転席周りは水平基調の上品なデザイン。個人的には横に細長いエアコンの吹き出し口が好みだ。ジョイスティック型の電子制御シフターはとても扱いやすい。難点を挙げるとすれば、ハザードのスイッチが運転席からやや遠いことだ。

 厚みのあるシートはコシがあり、走行距離200キロ超でも肉体的疲労は全く感じなかった(これ、本当です)。頭上や足元には大きなスペースが広がり、荷室は850リッターの大容量を確保。大型サンルーフは前半部分が開閉可能で、四角く切り取られた天窓いっぱいに広がる青空や木々が新鮮で美しい。

 このクルマにカーナビは搭載されていない。実にいまどきらしいが、スマホとクルマをUSBケーブルで繋いでアップルの「カープレイ」を起動させれば地図や音楽、通話機能などが利用できるのだ。もちろんグーグルの「アンドロイドオート」にも対応している。余程の僻地で電波が弱い、スマホを持っていないというケースを除けば、全く問題なく使えそうだ。

左ハンドルのみ…GMの見解を聞いてみた