私も社会に出た頃から何事も、するからには楽しく、大事な選択をする時はポジティブな理由のために行動したいと思ってきたので共感する部分が多々あります。
どうしても人と同じであることで安心する日本文化では、何をするにも周りの目が気になるところですが、結局自分の人生、自分しかなんとかできない!ということで何事も自分で決めて楽しむ努力をすることが大切だなと思っています。
オランダ人は個人主義で、あまり一般的な常識にとらわれず自由に生き尊重し合っている人が多いので、皆のびのびと毎日を謳歌しているように思えます。日本人の私からすると驚くようなエピソードも多々ありますが、皆自分に正直だからこそ、と羨ましくもなります。
▽ロマンチックな恋愛観
オランダ人は初対面で相手とまだ距離があるうちから「彼はいる?」「結婚は?」「子供は?」と矢継ぎ早にプライバシーに関わる質問を浴びせてくる人が多くいます(笑)。そんなわけで恋愛関係の話題をすることもよくあるのですが、決まって聞くのが“Are you in love?”(恋してる?)という質問です。
彼らに言わせるとここは重要な部分で、お付き合いをして何年経っても結婚して何十年連れ添おうとも男女ともに相手のことを話す時は「胸がドキドキ」していなくてはいけない!ということです。 何ともロマンチック。なかなか日本人的な考え方とは違うな、と思いながらいくつになっても「トキメキ」を忘れないことは大切だなと考えさせられます。