甘~いセリフもビシッ! ACミランの本田選手が父親を熱演

2014.3.30 07:00

 オリンパスのミラーレス一眼デジタルカメラ「OM-D E-M10」のテレビCMで、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ACミランの本田圭佑選手が実生活と同様、自然体の父親を熱演している。キザに聞こえるセリフもビシッと決める。

 CMはチームの本拠地があるイタリア・ミラノの公園で撮影された。大切な瞬間を美しく切り取るカメラの魅力を、父親を演じる本田選手が子どもとのふれあいを通じて描くストーリーだ。

 子どもにカメラを向け、笑顔を見せる本田選手。試合の時と打って変わり、優しい表情だ。手に持つカメラは背番号と同じ、E-M“10”。

 そして、「撮るという、アイラブユー」と本人のセリフが流れる。最後は夕焼けの中を2人が手をつないで歩くシーン。BGMはB’zの稲葉浩志さんが新曲を書き下ろした。

 撮影を振り返り、「楽しかった」と本田選手。実は子役と共演するのは初めてで「うまくいかないことも多い」と実感したという。

 ストレートで男らしい“本田語録”が有名な本田選手だが、CMのコピーである「アイラブユー」については、「表立って臭いことをいう人間じゃないので、照れ臭いフレーズだと思った」との本人談。

 ミラノは世界有数の観光地で撮影スポットも多いが、「あまりにも忙しい毎日を過ごしているので、町をゆっくり観光する時間がない」という。

 「落ち着いて時間ができれば、街に出歩いて(撮影場所を)探しにいきたい」と本田選手。

 1月にACミランに移籍し、地元メディアから批判されることもあったが、最近は存在感を増してきた。そろそろミラノの街角でわが子を撮影する姿を目撃できるかもしれない。

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