五輪体操 白井健三が銅メダル獲得、種目別跳馬

2016.8.16 05:05

 リオデジャネイロ五輪は大会第11日の15日、リオ五輪アリーナで、体操男子種目別跳馬の決勝を行い、白井健三(日体大)は銅メダルを獲得した。得点は15・449点。

 優勝したのは15・691点をマークしたリ・ゼグァン(北朝鮮)、2位は15・516点のデニス・アブリャジン(ロシア)だった。(五輪速報班)

 内容重視でやりました

 リオデジャネイロ五輪体操男子種目別跳馬で銅メダルを獲得した白井健三(日体大)は表彰式後、「とにかく気持ちよく、自分が満足できればいいと思って、内容重視でやりました」と演技を振り返り、銅メダルについて「こういう形で練習の頑張りは返ってくると思った」と語った。一問一答の詳細は次の通り。

 --どうだったのか

 「きょうは本当に気持ちよくやろうと思って。十代最後の試合でしたし、オリンピックはもう4年後までないので、とにかく気持ちよく、自分が満足できればいいと思って、内容重視でやりました」

 --3回半ひねり、決断はどのときか。

 「もうオリンピックの現地に入ってから、決勝だけはやるつもりで。転倒などあっても悔いはないと思ったので、この舞台で決勝を演技できることに感謝してきょうやりました」

 --助走から着地までどうだったのか

 「まだ映像が見れてないので分からないんですけど、自分でも感動すると思います」

 --新しい技がメダルについた

 「強い決断力がやっぱり生きたんだと思います」

 --団体の金、今度は個人で取った銅、感触に違いはあるか

 「昨日のゆかで個人で悔しい思いをしているぶん、そこまで自分の中でも期待はしていなかったんですけど、こういう形でやはり練習の頑張りというのは返ってくるんだなと思いました」(五輪速報班)

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