斎藤農水相に聞く 「TPPは乾坤一擲の勝負」
--農業の成長産業化に必要なものは
「人口が減ることは売り上げが減るということ。国内の市場が小さくなるなら、海外のマーケットをとりにいくしかない」
--農協改革の方向性は
「担い手、農家の数も減少し、時代の大きな曲がり角に来ている。新しいことを自由にできるようになっているのか、むしろ阻むようになっていないか問われるだろう」
--日米間の通商関係について
「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、通商政策で出遅れた日本の乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負。日米の2国間自由貿易協定(FTA)は考えていない。FTAは、アメリカがTPPに戻らないということになる」
--大枠合意した欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)への対応は
「国内の影響がある部分には当然対策を講じる。のみならず、EUは和食が人気の地域なので、輸出という攻めの対策もとる」
--2019年の輸出額1兆円目標の達成への自信は
「絶対達成できるものを目標にしない。達成できるか分からないところに挑戦する。それに向けて最大限がんばる」
--北朝鮮のミサイル問題などで漁業者の安全が脅かされている
「わが国の漁船に対する危険は最大の関心事だ。北朝鮮の違法な船に対しては、海上保安庁と連携して取り締まりの実施と外交ルートを通じた厳重な抗議を徹底する」(高木克聡)
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