NY原油反落、65ドル台 米国の増産警戒

 

 週明け29日のニューヨーク原油先物相場は反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の3月渡しが前週末比0・58ドル安の1バレル=65・56ドルで取引を終えた。

 米石油サービス大手が前週末に発表した米国内の石油掘削装置の稼働数が増えたことで米原油の増産が警戒され、売りが優勢となった。ドルが主要通貨に対して上昇し、ドル建ての原油先物の割安感が後退したことも相場を圧迫した。(共同)