広島と香川でも訪日客「通訳案内士」

 

 観光庁は10日、特定地域に関する専門知識と語学力を生かし、外国人旅行者をガイドする「地域通訳案内士」制度に関し、広島県と香川県での新設に同意したと発表した。改正通訳案内士法の1月施行で、自治体が独自に制度を導入できるようになってから初めて。構造改革特区などで既に導入済みの25地域と合わせ、全国27地域になる。

 訪日客をガイドできる国家資格「全国通訳案内士」の取得者は都市部に集中している。このため同庁は、地域限定の資格制度の活用を各自治体に促し、地方の観光振興につなげたい考えだ。

 対応言語は、広島県が英語と中国語、香川県は英語と中国語、韓国語。各県が実施する語学や地理、歴史などの研修を修了すれば、資格を取得できる。両県とも7月ごろに募集を始める。