29年度ふるさと納税、3600億円 前年度比1.3倍
平成29年度のふるさと納税の寄付総額が、前年度比1.3倍の3600億円台に達したことが2日、分かった。総務省が週内にも公表する。総額は5年連続で過去最高を更新したが、前年度比の伸びは2年連続で鈍化。総務省が昨年4月に、豪華な返礼品による行き過ぎた競争を自粛するよう、全国の自治体に要請したことが響いた。
29年度のふるさと納税をめぐっては、昨年4月、総務省が返礼品を寄付額の3割以下とすることや家電の自粛などを求める通知を全自治体に出したことを受け、返礼品競争が沈静化に向かった。しかし、一部の自治体は、地元以外の名産品を返礼品として提供するなどしたため、寄付金を大幅に伸ばした。これを受け、総務省は、今年4月には返礼品を地場産品とするよう新たな通知を出した。
27年度は、減税対象となる寄付額上限が引き上げられたことなどから前年度比4.3倍と急増したが、28年度は同1.7倍だった。
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