東証続落、円高懸念で 米追加利上げ観測が後退

 
トランプ大統領=ワシントンのホワイトハウス(ロイター)

 21日午前の東京株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測の後退を背景に、対ドルで約2カ月ぶりの円高水準となったことを懸念する売りが優勢となり、日経平均株価は続落した。

 午前10時現在は前日終値比91円34銭安の2万2107円66銭。東証株価指数(TOPIX)は9・30ポイント安の1682・85。

 トランプ米大統領がFRBの利上げに不満を示したことから、日米金利差の拡大を見込んだドル高円安の相場展開に慎重な見方が広がった。外国為替市場の円相場が一時1ドル=109円台に上昇したことが、自動車など輸出関連株の売り材料となった。利上げ観測の後退で銀行、保険株も売られた。

 一方、トランプ氏の「口先介入」に対するFRBの反応を見極めたいと様子見姿勢が広がり、割安な銘柄には買い戻しも入った。