街角景気が2カ月ぶり改善 2.1ポイントアップ、基調判断も上方修正

 

 内閣府が10日発表した8月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比2.1ポイント上昇の48.7となり、2カ月ぶりに改善した。西日本豪雨や猛暑の影響で7月に落ち込んだ反動が出た。基調判断は5カ月ぶりに上方修正し、「緩やかな回復基調が続いている」とした。

 好不況の判断の分かれ目となる50は8カ月連続で下回った。指数は家計動向、企業動向が改善した一方、雇用は悪化した。家計動向のうち、飲食関連は5.4ポイント上昇、サービス関連は5.9ポイント上昇した。

 全国12地域のうち、南関東と北陸を除く10地域で改善。豪雨の影響で7月は大きく落ち込んだ中国は3.7ポイント上昇の44.9、四国は5.7ポイント上昇の49.8だった。

 2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数も2.4ポイント上昇の51.4と2カ月ぶりに改善した。中国地方の都市型ホテルからは「被災地への観光客の誘致施策が始まっており、自粛ムードもやや薄れている気配がある」との声が上がった。