第4次安倍改造内閣、女性閣僚は1人 首相「各国と比べて少ないと認めざるを得ない」
初閣議を終え、安倍晋三首相(前列中央)とともに記念撮影に臨む第4次安倍改造内閣の閣僚ら=2日午後、首相官邸
第4次安倍改造内閣は2日午後、皇居での認証式を経て発足した。安倍晋三首相は官邸で記者会見し、今月下旬召集の臨時国会への憲法改正案提出に向け、自民党として指導力を発揮する考えを強調した。公明党との調整をめぐり「真摯(しんし)に議論する。具体的条文を示さなければ、理解は得られない」と述べた。「生涯現役社会」に向けた社会保障制度改革にも意欲を示した。
会見で首相は「自民党がリーダーシップを取り、次の国会に改正案を提出すべきだ」と明言。衆参両院での改憲案発議を受けた国民投票の時期をめぐっては「国会の議論次第だ。与野党の幅広い合意を得られるよう努力する」と述べるにとどめた。
一方、公明党の山口那津男代表は憲法改正案に関し、自民党との事前協議に応じない考えを改めて表明。「衆院憲法審査会の土俵で議論するのが基本だ」と国会内で記者団に述べた。
首相は北朝鮮による日本人拉致問題について「内閣の総力を結集して、早期解決を成し遂げる決意だ」と明言した。
改造内閣を「明日の時代を切り開く全員野球内閣」と命名。人事の狙いに関し「新しい国造りへ力強いスタートを切るためだ」と語った。石破派から山下貴司氏を法相に抜擢(ばってき)したのは、先の総裁選とは無関係だと説明。女性閣僚が片山さつき地方創生担当相1人だったのは「各国と比べて、女性の比率は少ないと認めざるを得ない」と述べた。
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