消費者心理9カ月連続悪化 6月 4年7カ月ぶり低水準

 

 内閣府が1日発表した6月の消費動向調査は、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)が前月から0.7ポイント低下の38.7となり、9カ月連続で悪化した。2014年11月以来4年7カ月ぶりの低水準となる。米中貿易摩擦の激化や身近な商品・サービスの値上がりなどが影響したとみられる。

 消費者態度指数の9カ月連続の悪化は、リーマン・ショック前に原油高を背景に07年5月~08年8月の16カ月連続で悪化して以来10年10カ月ぶりの長さ。指数の動きからみた消費者心理の基調判断は5カ月連続で「弱まっている」とした。

 指数を構成する4つの項目のうち、「耐久消費財の買い時判断」は前月から1.6ポイント低下し、10月に予定される消費税率10%への引き上げを控えて消費者の厳しい見方を反映した。「暮らし向き」は1.1ポイント低下し、「雇用環境」は0.3ポイント低下して、それぞれ2カ月連続で悪化。「収入の増え方」は横ばいだった。