東証、3日続落して始まる 「2万円割れ」警戒も 下げ幅一時600円超

 
下げ幅が一時600円を超えた日経平均株価を示すボード=6日午前、東京・八重洲

 6日の東京株式市場は米中貿易摩擦の激化を背景に、3営業日続落して取引が始まった。日経平均株価の寄りつきは前日終値比394円77銭安の2万325円52銭。世界的な株安の連鎖は収まらず、市場では「日経平均2万円割れ」への警戒が強まっている。

 前日の米ニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均をはじめとする3大株価指数は軒並み大幅下落した。東京市場でもその流れは止まらず、大幅に下落して始まった。多くの銘柄に売り注文が広がり、下げ幅は取引開始間もなく600円を超す場面もあった。