【ニュースレビュー】8.4~8 海外

 

 ■米、中国を為替操作国認定

 トランプ米政権は5日、自国通貨を安値に誘導しているとして、中国を「為替操作国」に認定したと発表した。上海外国為替市場で人民元が対ドルで約11年ぶりの安値をつけたことを受け、25年ぶりの認定に踏み切り、制裁も視野に是正を迫る。米中対立が通貨政策にも及んだ。

 ■NY株急落、767ドル安

 5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米中対立の先鋭化に対する懸念から急落し、前週末比767.27ドル安の2万5717.74ドルで取引を終えた。下げ幅は今年最大で、6月5日以来2カ月ぶりの安値水準。欧州株式市場も下落し、世界的に株安が波及した。

 ■米新聞大手が合併で首位に

 米地方紙を傘下に持つニューメディア・インベストメント・グループと、全国紙USAトゥデーを発行するガネットが5日、合併することで合意したと発表した。ニューメディアがガネットを約14億ドル(約1480億円)で買収する。合併後の新会社は発行部数など米首位になる。

 ■米バーニーズが破産申請

 米国の高級百貨店チェーン「バーニーズ・ニューヨーク」が5日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請した。大半の店舗を閉鎖し、買い手を探す。バーニーズはマンハッタン中心部にある旗艦店の賃料負担が重く、資金繰りが悪化していた。

 ■中国、米農産品の購入停止

 中国商務省は6日、中国企業が米農産品の新規購入を停止したと発表した。トランプ米大統領が対中制裁関税の第4弾を発動する意向を表明したことを受けた対抗措置。新規購入を後押しするため輸入時の追加関税を免除してきたが、この措置を3日に打ち切っていた。

 ■米、中国5社から調達禁止

 トランプ米政権は7日、昨年8月に成立した国防権限法に基づき、連邦政府機関が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)など5社から、通信機器や監視カメラを調達するのを13日以降禁止する規則を公表した。米中間の対立が深まる中、予定通り実施に移す。

 ■人民元、基準値7元台に

 中国人民銀行は8日朝、人民元取引の対ドル相場の基準値を1ドル=7.0039元と前日の基準値より0.06%元安に設定した。7元台に設定したのは2008年5月以来、11年3カ月ぶり。市場では、中国当局が輸出に有利となる元安を容認しているとの見方が拡大している。

 ■ウーバー赤字5500億円

 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが8日発表した2019年4~6月期決算は、最終損益が52億3600万ドル(約5500億円)の赤字(前年同期は8億7800万ドルの赤字)。赤字額は過去最大。5月の上場に伴う従業員への株式報酬関連費用39億ドルの計上が響いた。