国慶節連休、国内旅行と映画が人気

　電子商取引（ＥＣ）大手のアリババグループが発表した２０１９年国慶節（建国記念日）連休期間の消費統計によると、旅行予約者数は国内が前年同期比４２％増と海外を上回った。中でも中国共産党ゆかりの地を訪れる旅行が人気で、観光スポット１０選のある陝西省延安、河北省石家荘、江西省吉安各市などのホテルは１０月１～３日の予約数が平均で同約３００％増となった。国慶節を祝う映画作品の累計興行成績は「私とわが祖国」が１５億元（約２２５億円）、「中国機長（チャイニーズ・パイロット）」が１２億元、「攀登者（クライマーズ）」は約６億元。アリババ傘下のチケットサイトなどによると、国慶節期間に公開された映画の興行成績は１～３日で同１３２％増の２２億５１００万元だった。（中国新聞社）