freee(フリー)が上場 時価総額1260億円

 
東証マザーズ上場記念の鐘を鳴らすfreeeの佐々木大輔最高経営責任者(CEO)(写真右)=17日、東京都中央区の東京証券取引所(松村信仁撮影)

 会計や人事労務の管理ソフトを中小企業向けにインターネット上で提供するfreee(フリー)が17日、東京証券取引所の新興市場マザーズに株式を上場した。初値は1株2500円で終値は2700円。公開価格の2000円を終始上回り、市場の期待の高さを映す結果となった。

 企業価値を示す時価総額は終値ベースで約1260億円となり、2019年では名刺管理サービスのSansan(サンサン)と並ぶ大型上場になった。

 同日、東証で佐々木大輔最高経営責任者(CEO)がマザーズ上場記念の鐘を鳴らした。