海外情勢

米はG7枠組み変える権限なし、EU外相が批判

 トランプ米大統領が先進7カ国首脳会議(G7サミット)の枠組みは時代遅れだとして、9月以降に自国で開くサミットにロシアなどを招待し拡大開催したい意向を示したことについて、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)は2日、枠組みを一方的に変える権限は米国にはないとくぎを刺した。

 ボレル氏は記者会見で、米国は現在の議長国としてゲスト国を招待する権限はあるが「メンバーの変更や、形式を恒久的に変える権限は持っていない」と述べた。EUは1977年からサミットに参加している。

 G7は、2014年のウクライナ危機を理由にロシアをG8(主要国)から追放。ボレル氏は「ロシアが針路を変えるまで」参加資格は停止されていると指摘した。(共同)