株価・外為

東証続落、円高が重荷 上昇に転じる場面も

 19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は円高ドル安進行が重荷となり続落した。前日の米国市場で、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数が最高値を更新したことを好感し、上昇に転じる場面もあった。

 午前10時現在は前日終値比42円93銭安の2万3008円15銭。東証株価指数(TOPIX)は2・94ポイント安の1607・91。

 米国の追加の経済対策をめぐる与野党協議が難航していることで先行きの不透明感が広がり、東京外国為替市場ではドルを手放す動きが出て円高ドル安が進んだ。日本の輸出企業の収益が目減りするとの見方が広がった。