株価・外為
東証続伸、取引は15年8カ月ぶり低水準
週明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。最近の米ハイテク株高を受けIT関連銘柄が買われた。ただ、安倍晋三首相の健康不安説の広がりが投資家の慎重姿勢を強めた。東京証券取引所第1部の取引規模を示す出来高は7億7614万株にとどまり、平成17年1月4日以来、約15年8カ月ぶりの低水準だった。
終値は前週末比65円21銭高の2万2985円51銭。東証株価指数(TOPIX)は3・07ポイント高の1607・13。
米ナスダック総合指数が前週末の21日に過去最高値を更新した流れを引き継ぎ、24日の東京市場は新型コロナウイルス感染症の流行下でも業績拡大が見込めるゲーム機メーカーなどの株価が上昇した。