海外情勢
米、原発処理水の海洋放出に理解 「透明性ある決定」
【ワシントン=大内清】政府が東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する方針を正式決定したことについて、プライス米国務省報道官は12日、「日本政府は困難な状況の中で、世界的に受け入れられている原子力の安全基準に沿った透明性のある決定を行った」との談話を発表し、理解を示した。また、「(海洋放出の)効果についての情報共有や連携に期待する」とも述べた。