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菅首相、9都道府県の緊急事態延長是非「月末にも判断」
菅義偉首相は21日、31日に期限を迎える9都道府県への緊急事態宣言の対応について「まず感染拡大阻止のため、全力で対策を講じるのが重要だ。感染状況を見極めて月末にも判断することになる」と述べた。官邸で記者団に語った。
沖縄県に対する緊急事態宣言の発令を決定した理由については「若い世代を中心に感染が急増している。病床が逼迫(ひっぱく)している状況が続いている。飲食店の酒の提供の禁止など対策の効果を見極める必要があり、来月20日まで(の期間)とした」と説明した。
東京五輪・パラリンピックの開催に関しては「選手や関係者の皆さんの感染防止措置に全力を尽くした上で、安心安全の大会にしていきたい」と述べた。