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梅雨はどこへ? 続く夏本番の陽気、関東は来週梅雨入り可能性

 九州地方から東海地方にかけ5月中旬に異例の早さで梅雨入りしたが、ここ数日は全国的に真夏のような暑さとなった。北海道でも11日、最高気温34・6度を記録するなど、30度を超える地域が多く夏本番の陽気に。気象庁によると、来週前半には全国的に雨や曇りの地域が多くなり、関東甲信地方も梅雨入りする可能性があるという。

 今年は沖縄から東海地方まで、平年より早く梅雨入りした。梅雨入りが早まったのは平年に比べ太平洋高気圧が日本付近に張り出し、雨を降らせる暖かく湿った空気が日本付近に流れ込みやすくなったためだ。

 四国地方は5月15日頃に、近畿地方では同16日頃に梅雨入りし、いずれも平年より21日早く、統計を取り始めた昭和26年以降、最も早かった。九州や中国、東海地方も2番目の早さで、九州を中心に大雨となった。

 だが5月末以降、梅雨前線が南下して移動性高気圧に覆われ、梅雨入りした地域を含め、全国的に晴れ渡り気温が上がった。11日に北海道美幌(びぼろ)町と秋田県横手市で最高気温34・6度、9日には福岡県久留米市で35・6度の猛暑日を記録。東京でも8~10日、3日連続で最高気温が30度を超える真夏日となった。

 気象庁異常気象情報センターの竹川元章所長は「前線は南北に動きながら北上するため、梅雨入りしても晴れて気温が上がることは珍しくない」とする。

 12日以降は全国的に低気圧や前線の影響を受けやすく、雨や曇りの地域が多くなりそうだ。